Ⅽカードを取ることとダイバーになる事の違いとは？

明けましておめでとうございます☆

宇佐美DCの小峰です。

みなさん！お正月楽しんでますか？今年のお正月は暖かくて、とても過ごしやすいですね☆

仕事行くの嫌だ―。。。。ってなっちゃいますね（笑）

さて、今日の宇佐美は少しうねりが入る場面もありましたが、まずまず穏やかな海況でした。

水中の透明度は８～１０ｍくらいで、水は青みが強かったです。

水温は17℃くらい。今日はドライのインナーとして、トレーナーくらいのもので入りましたが、潜水時間60分未満なら、全然寒さを感じないまま終了！という感じでした。

逆光でとる僕が悪いですね☆水青いです☆

今年は水温が高めなのでネコザメ達は深場に。深場に行かずに、かつ確実に見られるのはビーチの土管エリアです。

これはビーチのカメさんのうちの一匹です。ここ数日は線路とロープの間の水深８～１４ｍくらいのあたりでの目撃情報が一番目立ちました。

さて、表題の内容を少し。

今日は今年初めてのアドバンスコースの講習をしました。

講習をするとよく思うのが、Cカードをとる、ということと、ダイバーになる、ということは全然別だよなー、という事です。

ダイビング始めようと思った方が初めにやるのは、「Cカードを取ろう！」ということだと思います。学科をし、浅いところやプールで、実際にダイビングをした際に起こりえるあんなこと、こんなこと、をインストラクターと一緒に練習します。そして、実際に海に入って、浅いところやプールで練習した、あんなことこんなこと、を再び練習したり、水中での動作を色々練習したりして数日間でCカードをGETします。

でもそれはダイバーになったのとはちょっと違うと思います。（意味合いによってはなってますが―（笑））

車の免許もそれと似ていますが、教習所を卒業して、試験に受かり、免許を貰ったその日に、ぶんぶん車を安心して運転できるかっていうとそうではないですよね。

この段階では、免許が取れた！というだけで、ドライバーになった！ではないと思うんです。

免許をとった後に、ドキドキしながら運転したり、時にはあおられてヒヤヒヤしちゃったり、ドキドキしながら給油をしてみたり、可愛い彼女をドライブをして楽しい思いをしたり、、、、そういう色々な経験を積んで、安全運転が出来る一人前のドライバーになっていくのだと思います。

ダイビングもそれによく似ていると思います。

誤解を生まないように記事を書きたいですが、以下の項目がOK☆となる感じで一人前かな？と思うのです。

①海に行こうかな？と思った時に、今日はガイド付で潜ろう、とか、1本はガイドつけて、もう1本はセルフで入ろう、とか、今日はセルフで楽しもう、とかを自分で自由に選べる。もしくは、いざとなったらセルフでも入れるけど、自分は絶対にガイド付にするべき、とかしっかりとした判断が出来る。

②海に行こうかな？と思った時に、気軽に予約して潜りに行ける海がいくつかある。今日は東風が強いから西伊豆にしようかな？とか今日は西風が強いから東伊豆のあそこに行こうかな？なんて、感じも良いですね。あー、久しぶりにあそこの現地の○○さんに会いたいなー、とか。

③海に行こうかな？と思った時に気軽に誘えるダイビング仲間がけっこういる。

④海にいってダイビングをしている自分の一日を脳内でイメージできる。例えば、今日は○○に行くから〇時くらいに起きてー、電車に乗ってー、駅にこんな感じで迎えに来てもらって―、現地に付いたらこんな感じで受付をしてー、セッティングをしてー、水中ではあんな感じでこんな感じでー、休憩の時は今の季節だから上着を羽織ってー、なんて感じに。

⑤水中でよほどのことがない限り問題はない。不安がない、と思える。言い方悪いかもしれませんが、本当にいざとなったら、水面に浮上して、ゆっくり帰ってきたら大丈夫だよね、なんて感じに思える。

⑥自分なりのダイビングの楽しみ方がわかっている。

⑦よほどの変なことがない限り、どんなガイドさんや他のダイバーさんと潜っても迷惑はかけないだろうなー、と思える。


あげだせばキリがないですけど、こういうことがすべてクリアになったダイバーさんは一人前だし、とっても幸せだと思うんです。海って素晴らしいので。

今年も初めての講習を担当させていただきました。水中でのスキルトレーニングや講習項目をしっかり基準通りにやる事は勿論ですが、宇佐美での時間を通して、一人でも多くの方が、あー、ダイビング初めて本当に良かった！と思える状態になる為のお手伝いを今年もさせていただこうと思います。

今回は長文になりましたが、今年もよろしくお願い致します☆