2020年4月28日 更新

ミノウミウシの仲間みたいですけども―

4月28日の宇佐美の海ログです

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皆さんこんにちは。宇佐美DCの小峰です。

今日の宇佐美は穏やかな海況でした。水中の透明度は5~8mくらい、春濁りに再突入しようとしているところなのか、はたまた、脱却しようとしているところなのか、はっきりしないところがまた伊豆の海っぽくて良いです。

水中の水温は久しぶりに16℃台に。陸はだんだん暖かくなっているのに、水温は少し下がりました。

さて、今日はネコ城方面に1本、土管方面に1本行ってみましたが、なぜか一度もカメさんに出会いませんでした。毎日のように出会っていると出会わないことが不思議になるもんですね。
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水中は濁っている、と言っても上の写真くらいの視界は常時あったんですが。。。

さて、僕はウミウシが好きになってからかれこれ8年目、となりましたが、今日で会ったウミウシたちは、そうなる前の僕からすると全部ミノウミウシの仲間だと思うようなウミウシたちが多かったです。

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上から順に、タマガワコヤナギウミウシ、コヤナギウミウシ属の一種、アリモウミウシ。

今考えると全然ミノウミウシじゃないんですが、興味がなかったころは全然その違いが判らなかったですね。

簡単な違いは、頭の所の触角がない、ということですが、当時の僕は、頭触角ってなんだよー?そもそもどこが頭なんだよー?と思っていました(笑)

よくわかんないなー、ウミウシー、って思っていましたね(笑)

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あんまり良い写真じゃないですが、今日はモンガラキセワタにも出会いました。同じように、当時の僕だったら、まずウミウシとは思わなかったでしょう(笑)。ウミウシだとわかっても、どっちが前でどっちが後ろかわからないでしょう(笑)

きっと、ウミウシだと言われても、なんでだよー、触角とかないじゃんー、とか言うのだと思います。

伊豆の現地で働いていても、まだまだ名前もわからない魚も沢山いますし、何がご飯なのか、とか、どのくらいの期間生きるのか、とか、知らないことが沢山あることが面白さにつながっていると思います。何事も、穴の中を覗き込んでみると奥深さ、というものに気づかされますねー☆

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水中で穴の中を覗き込んだら、小さなネコザメがいました。

この写真も実は個人的には疑問を抱かせる写真です。今現在、おそらく卵からハッチアウトしたであろう、手のひらサイズのネコザメが沢山いるんですね。この写真のネコザメも小さいのですが、どう考えてもその手のひらサイズたちよりは微妙に大きいんですが、同じ時期に生まれた、たまたま成長が早い個体なのか、それとも、ひとつ前の時期に生まれたネコザメなのか、はたまたそれよりずっと前に生まれた個体なのか?

写真を撮りながら、そういや、ネコザメがどんなスピードで成長するのか知らないなー、と思いました。水族館とかで飼育している方はよく知っているでしょうね。

あー、海は奥深いですねー。
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