皆さんこんにちは。宇佐美DCの小峰です。
今日の宇佐美は低気圧の接近に伴い、少々強めのうねりが入りました。
今現在(15時30分)もうねりは続いています。
明日から、3連休、という事で、今日は明日に向けての海況の予想と、宇佐美という場所の海況の特質について書こうと思います。
今日の宇佐美は低気圧の接近に伴い、少々強めのうねりが入りました。
今現在(15時30分)もうねりは続いています。
明日から、3連休、という事で、今日は明日に向けての海況の予想と、宇佐美という場所の海況の特質について書こうと思います。
宇佐美という場所の海況に関してのあれこれ
宇佐美はビーチとボートのスポットがあります。
まず知ってもらいたいのは、宇佐美は東伊豆にあるという事です。
まず知ってもらいたいのは、宇佐美は東伊豆にあるという事です。
ちょっとぼやけてしまっていますが(笑)上の画像の「宇佐美」と書いてある場所が宇佐美の場所です。
大きく見れば、東伊豆にあるので、東に海があり、西側には陸地があることになります。
次に知ってもらいたいのが、「うねりが発生する仕組み」です。
うねりは、低気圧や台風などが発生させます。そして、ほとんどの低気圧や台風は、西から東に向けて移動してきます。
日本で考えれば、沖縄方面から、北海道方面のほうに向かって移動してくることが多い、という事です。
これを踏まえたうえで、東伊豆という立地を考えてみると、低気圧や台風が接近してきていても、伊豆半島にさえぎられて、それらが発生させたうねりは宇佐美には入ってこないことになります。
特に宇佐美は伊豆半島でも北の方に位置しているので、その傾向は強いです。
では、宇佐美にうねりが入ってくるのはいつになるか、というと、低気圧や台風がまさに接近してきたとき及び通り過ぎた後、ということになります。
そのため、大気圧や台風が発生していて、「海況どうなるかな?」と思ったときは、低気圧が接近中なのか通り過ぎた後なのかを考えると良いです。
次に、「風波」や「風」について考えます。
うねりとは別で、風も海況を左右してくる要素です。
上の画像を見ればわかると思うのですが、東伊豆は西から風が吹いても問題なしです。山側から風が吹いてくることになるため、風による波は発生しにくいです。逆に東から吹いてくる風は要注意です。特にうねりもある状況などだと、そもそも押し寄せてきているうねりを風が後押ししてしまい、そのうねりのパワーがより強いものになるからです。
冬などは「西高東低の気圧配置です」などとよく耳にすると思うのですが、西風が吹く日が多くなります。一方、夏は東からの風が吹く日が多くなります。
そのため、一概には言えませんが、夏は西伊豆が静かな日が多く、冬は東伊豆が静かな日が多い、ということになります。
余談ですが、西伊豆にも東伊豆にも、自分の好きなホームグラウンドがあったりすると楽しいですね☆風向きによってスポットを選べばよいわけですから☆
今度は、より細かな情報で、宇佐美のビーチ、ボートに関しての情報です。
まず、ビーチですが、伊東市には7か所のダイビングスポットがあります。
北から順に、宇佐美、伊東、川奈、富戸、IOP、八幡野、赤沢 です。
宇佐美はIOPや富戸に行ったことがある方は分かると思うのですが、かなり内湾性の立地です。そのため、それらのスポットに比べると、幾分穏やかな日が多いです。そして、この情報が伝えたいのですが、宇佐美のビーチは、北と西が陸地です。そのため、東伊豆によくある、「北東の風が吹いているから海況が良くない」が関係ないことが多々あります。
北東の風が吹いているから今日はダイビングはダメか、と思ったら、宇佐美のビーチは実は風裏になっていて、穏やかだったりします。こういう日の特長は、低気圧や台風がなく、うねりは発生していない状況で、ただ北東の風が強い日、ということになります。
こういう日は、宇佐美では、「ビーチは穏やかです、ボートは北東の風の影響で、うねりはありませんが白波がたって水面が結構ざぶざぶです」となります。
この逆もあります。こんなケースです。うねりが残っている状態で、風はほとんどない日、などです。こういう日は、「ボートは全然問題なしです。ビーチはうねりがあるために、波が砕ける場所が問題ありで、エントリーとエキジット要注意です」となります。
大きく見れば、東伊豆にあるので、東に海があり、西側には陸地があることになります。
次に知ってもらいたいのが、「うねりが発生する仕組み」です。
うねりは、低気圧や台風などが発生させます。そして、ほとんどの低気圧や台風は、西から東に向けて移動してきます。
日本で考えれば、沖縄方面から、北海道方面のほうに向かって移動してくることが多い、という事です。
これを踏まえたうえで、東伊豆という立地を考えてみると、低気圧や台風が接近してきていても、伊豆半島にさえぎられて、それらが発生させたうねりは宇佐美には入ってこないことになります。
特に宇佐美は伊豆半島でも北の方に位置しているので、その傾向は強いです。
では、宇佐美にうねりが入ってくるのはいつになるか、というと、低気圧や台風がまさに接近してきたとき及び通り過ぎた後、ということになります。
そのため、大気圧や台風が発生していて、「海況どうなるかな?」と思ったときは、低気圧が接近中なのか通り過ぎた後なのかを考えると良いです。
次に、「風波」や「風」について考えます。
うねりとは別で、風も海況を左右してくる要素です。
上の画像を見ればわかると思うのですが、東伊豆は西から風が吹いても問題なしです。山側から風が吹いてくることになるため、風による波は発生しにくいです。逆に東から吹いてくる風は要注意です。特にうねりもある状況などだと、そもそも押し寄せてきているうねりを風が後押ししてしまい、そのうねりのパワーがより強いものになるからです。
冬などは「西高東低の気圧配置です」などとよく耳にすると思うのですが、西風が吹く日が多くなります。一方、夏は東からの風が吹く日が多くなります。
そのため、一概には言えませんが、夏は西伊豆が静かな日が多く、冬は東伊豆が静かな日が多い、ということになります。
余談ですが、西伊豆にも東伊豆にも、自分の好きなホームグラウンドがあったりすると楽しいですね☆風向きによってスポットを選べばよいわけですから☆
今度は、より細かな情報で、宇佐美のビーチ、ボートに関しての情報です。
まず、ビーチですが、伊東市には7か所のダイビングスポットがあります。
北から順に、宇佐美、伊東、川奈、富戸、IOP、八幡野、赤沢 です。
宇佐美はIOPや富戸に行ったことがある方は分かると思うのですが、かなり内湾性の立地です。そのため、それらのスポットに比べると、幾分穏やかな日が多いです。そして、この情報が伝えたいのですが、宇佐美のビーチは、北と西が陸地です。そのため、東伊豆によくある、「北東の風が吹いているから海況が良くない」が関係ないことが多々あります。
北東の風が吹いているから今日はダイビングはダメか、と思ったら、宇佐美のビーチは実は風裏になっていて、穏やかだったりします。こういう日の特長は、低気圧や台風がなく、うねりは発生していない状況で、ただ北東の風が強い日、ということになります。
こういう日は、宇佐美では、「ビーチは穏やかです、ボートは北東の風の影響で、うねりはありませんが白波がたって水面が結構ざぶざぶです」となります。
この逆もあります。こんなケースです。うねりが残っている状態で、風はほとんどない日、などです。こういう日は、「ボートは全然問題なしです。ビーチはうねりがあるために、波が砕ける場所が問題ありで、エントリーとエキジット要注意です」となります。
長々書いてしまいましたが、実際の今日、明日の天気図をもとに海況予想をしてみましょう。
明日の海況予想
これが今日の天気図です。
太平洋側に低気圧があります。右側の低気圧が伊豆半島を東に通り抜けているので、宇佐美にはうねりが届きます。一方、左側の低気圧もうねりを発生させているはずですが、このうねりは伊豆半島にさえぎられてまだ宇佐美には届かないです。届いてくるのは、この左側の低気圧が伊豆半島を東に抜けてきてからになります。
今回に関しては低気圧のスピードが速いです。
明日にはこうなります。
太平洋側に低気圧があります。右側の低気圧が伊豆半島を東に通り抜けているので、宇佐美にはうねりが届きます。一方、左側の低気圧もうねりを発生させているはずですが、このうねりは伊豆半島にさえぎられてまだ宇佐美には届かないです。届いてくるのは、この左側の低気圧が伊豆半島を東に抜けてきてからになります。
今回に関しては低気圧のスピードが速いです。
明日にはこうなります。
低気圧のスピードが速いようで、明日のは両方の低気圧が北日本のほうまで行ってしまします。こうなると、気になるのは、どれくらいあとまでうねりが残るか、ということになります。
つまり明日は、うねりによる海況の荒れは、時間がたてばたつほどにおさまってくる傾向にある、ということになります。
ちなみにどれくらいうねりが残るか、ですが、それは低気圧がどのあたりを通ったのかとか、どのくらいの強さの低気圧だったのか、とか、どのくらい、宇佐美にうねりが通る場所にいたのか、などによって変わってきます。
今回のようなスピードが速く、弱めな低気圧の場合は、うねりが消えていくのも早い傾向があります。
それと、考えるべきなのは、明日の風向きです。
明日は午前中は弱めの西風、午後は弱めの東風です。
西風はうねりにぶつかることになるので、うねりを弱めてくれます。東風はうねりを後押しするのでうねりを強めます。明日は風自体が弱いので、あまり計算に入れなくて良いかと思います。
ちなみに満潮と干潮(潮の干満)も海況に影響を与えます。潮が満ちてくるときは水かさが増えてくる(沖から水が入ってくる)ことになるので、うねりがある場合だと、そのうねりを後押ししてしまします。一方、潮が引いていくときは水かさが減っていく(沖に向けて水が出ていく)ことになるので、うねりを弱めてくれる傾向にあります。
明日は朝の10時くらいが干潮で、そこから潮が入ってくることになっています。ダイビングは9時くらいからスタートするはずなので、これはうねりがある場合だと、あまり好ましくありません。
ちなみのちなみなんですが、大潮、とか小潮、という言葉も聞いたことがあると思います。満潮と干潮の時の水かさの差が激しいのが大潮、その差が小さいのが小潮です。大潮の時は、満潮に向かうときにはどんどん水が入ってきて、干潮に向かうときにはどんどん水が出ていく、という事です。大潮は、うねりを後押しする力も強い日、うねりを打ち消すことになる力も強い日、ということになります。
明日は大潮です。
以上をまとめて考えると、明日は、①そもそもうねりがある、そのうねりが時間とともに消えていく傾向にある②午前中は西風がうねりを打ち消してくれる(少し)午後は東風になるので、うねりを強めてしまうことになる③10時くらいの干潮時を境に水かさが増してくるので、これはうねりを強めてしまうことになる、となります。
海況には様々な要素が関係しているので一概には言えませんが、明日は、「ボートは全然問題なし(うねりがあってもエントリーエキジットに問題はないし、風波が発生するような状況ではない為)、ビーチは、うねりがどれくらい残っているか次第、明日の朝判断がベスト」となります。
つまり明日は、うねりによる海況の荒れは、時間がたてばたつほどにおさまってくる傾向にある、ということになります。
ちなみにどれくらいうねりが残るか、ですが、それは低気圧がどのあたりを通ったのかとか、どのくらいの強さの低気圧だったのか、とか、どのくらい、宇佐美にうねりが通る場所にいたのか、などによって変わってきます。
今回のようなスピードが速く、弱めな低気圧の場合は、うねりが消えていくのも早い傾向があります。
それと、考えるべきなのは、明日の風向きです。
明日は午前中は弱めの西風、午後は弱めの東風です。
西風はうねりにぶつかることになるので、うねりを弱めてくれます。東風はうねりを後押しするのでうねりを強めます。明日は風自体が弱いので、あまり計算に入れなくて良いかと思います。
ちなみに満潮と干潮(潮の干満)も海況に影響を与えます。潮が満ちてくるときは水かさが増えてくる(沖から水が入ってくる)ことになるので、うねりがある場合だと、そのうねりを後押ししてしまします。一方、潮が引いていくときは水かさが減っていく(沖に向けて水が出ていく)ことになるので、うねりを弱めてくれる傾向にあります。
明日は朝の10時くらいが干潮で、そこから潮が入ってくることになっています。ダイビングは9時くらいからスタートするはずなので、これはうねりがある場合だと、あまり好ましくありません。
ちなみのちなみなんですが、大潮、とか小潮、という言葉も聞いたことがあると思います。満潮と干潮の時の水かさの差が激しいのが大潮、その差が小さいのが小潮です。大潮の時は、満潮に向かうときにはどんどん水が入ってきて、干潮に向かうときにはどんどん水が出ていく、という事です。大潮は、うねりを後押しする力も強い日、うねりを打ち消すことになる力も強い日、ということになります。
明日は大潮です。
以上をまとめて考えると、明日は、①そもそもうねりがある、そのうねりが時間とともに消えていく傾向にある②午前中は西風がうねりを打ち消してくれる(少し)午後は東風になるので、うねりを強めてしまうことになる③10時くらいの干潮時を境に水かさが増してくるので、これはうねりを強めてしまうことになる、となります。
海況には様々な要素が関係しているので一概には言えませんが、明日は、「ボートは全然問題なし(うねりがあってもエントリーエキジットに問題はないし、風波が発生するような状況ではない為)、ビーチは、うねりがどれくらい残っているか次第、明日の朝判断がベスト」となります。
そのついでに24日(土曜日)25日(日曜日)に関して言えば、海況はどんどん良くなるばかり、良いダイビング日和になる可能性が高い、となります。
でも大事なのはまず明日です(笑)。うねりとかいらないですからー!OWの講習もありますからー!よろしくお願いします!(海さんに)
でも大事なのはまず明日です(笑)。うねりとかいらないですからー!OWの講習もありますからー!よろしくお願いします!(海さんに)
12 件