貴重な晴れ間ですって

9月28日の宇佐美の海ログです

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みなさんこんにちは。宇佐美DCの小峰です。

今日の宇佐美は、昨日までのうねりもかなり落ち着いて、気持ちよく潜れる一日となりました。

実際、大きな台風は西にあるわ、前線もばんばん張り出しているわで、なかなかどうして海況が読みにくいところですが、今日の所は、ここ数日の中では一番穏やかな一日となりました。

昨日TVで見たのですが、今日は、「貴重な晴れ間」だそうです。明日からも天気は崩れてくる予報ですし、台風も接近してくるということでそのように表現がされていたのですが、確かに、陸も暖かく、水中もさわやかに明るい一日でした。

AOW講習のアンダーをーターイメージング(名前長いですね)の最中に撮った一枚。日差しが良い感じですね。

水中の透明度は8mくらいでした。浮遊物も少なく、思った以上に遠くに離れても見える感じがしましたよ☆

今日は、OWの講習と、AOWの講習を担当させてもらったのですが、カメラって本当に人を夢中にさせますね☆結構早めに、そろそろ戻りましょう!といったのに、ゲストさんが名残惜しそうにバシバシ写真を撮っているのを見ているうちにそう思いました☆

今の時期は甲殻類がHOTになってきていて、ビーチのイソギンチャク(ミツボシスズメダイが5匹いる所)を覗くと、

大きな、カザリイソギンチャクエビのペアがいたり、

同じくビーチのユビノウトサカ(サンゴです)を覗けば、

トサカガザミがいたりして、ガイドする側からすると、実にガイドしやすい季節、となっています。

浅場でも台風や黒潮の影響で、例年やってきてくれるミヤコキセンスズメダイ等が見られたり、今日は秘密のテトラという場所に行ったのですが、そこには宇佐美では珍しい、アカオビハナダイの雌が2匹いたりしましたよ。

そのほか、秘密のテトラには、

小さなミノカサゴがいる、、、、と思っていたのですが、それなりに大きくなってしまっていました。成長早いですねー。

今日は、ダイビングSHOP「OASIS」のガイドさん2人がウミウシ目当てでビーチに遊びに来てくれていたのですが、水中ですれ違った時に、写真を見せてくるから、「何かな?」と思ったら、トンプソンアワツブガイでした。僕は浮島でしか見たことがないので、「宇佐美にも探すといるのだなー」と思うとともに、「あー、じっくりウミウシを探したいなー」と思いましたよ。そういう季節がだんだんやってきたのです。やー、楽しみです。

僕的には10月の3連休が終わったら、ウミウシのシーズンスタートと思っています。今はそのシーズンの開催を待っているのです。数少ない、でもそれなりにいる、宇佐美のウミウシファンの皆さん、もうあと少しです。それまで、なんか別の事をして時間をつぶしておきましょう(乱暴すぎ)(笑)

おしまいに明日の海況の予測です

明日は北東の風予報ですが、早い時間帯はまだそれほど強くない風の予報です。ボートは少々苦戦するかもしれませんが、ビーチは今日と同じく、風裏になる為に入ることは出来そうです。ただし、朝に比べて、今現在(17時)既にうねりが強くなっています。明日の方がこれよりうねりが弱くなることはほぼないと思われます。

最終は、明日朝一番の本日の海況をご確認いただく事が一番かと思われます。

次にボートです。ボートは明日、船を台風に備えて陸に上げてしまうために、明日が要交渉、明後日はNGとなる見込みです。少なくとも、北東の風の影響をうけますので、ビーチよりも厳しめな状況になることが予測されます。ビーチと同じく、本日の海況を確認していただく事と、実際に連絡を頂けると幸いです。