待ちに待った強い西風

12月14日の宇佐美の海ログです

皆さんこんにちは。宇佐美DCの小峰です。

今日の宇佐美は、爆風、といってもよいくらいの西風が吹きました。夜のうちからかなりの風の音が鳴っていたので、予報より強い西風かな?くらいに思っていましたが、こんなに強い風とは思っていませんでした。

そんな西風を待っていました☆

そもそもここのところ透明度は良かったですが、西風が吹けば、いろいろなものは沖に飛ばされ、満潮とともに新しい、きれいな潮が入ってくることが多いものです。

西高東低の気圧配置、なんて呼ばれる冬型の気圧配置の時には西風が吹くことが多いのですが、これが東伊豆では冬は海は穏やか、きれい!が多い大きな要因になっています。

さて、そんな水中に入ってみると、

冬を感じる、きれいなブルーの世界がそこに。

宇佐美の砂は白いから青と一緒になると、優しい色合いになりますね☆

この西風が落ち着けば、白っぽさも取れて、もっときれいな海が待っているでしょう☆

そんな今日は西風の影響もあって、いろいろなSHOPさんが来場してくれたり、平日にしてはかなりの賑わいの一日となりました☆

水中でも、

すごくわかりやすい場所(テトラについています)にいる、このイロケロ(オレンジ)などは人気者でしたし、あっちにカメがいたよ、こっちでもカメに会えたよ、なんて声もいろいろいただけました。

やはり、多くの方が海に入って、いろいろな情報が集まってくるのはとても良いことですね☆

先ほどのイロケロがいるテトラの横にある壊れた柵的なもの、にタコが数匹住み着いています。2匹は柵のポールの中に、残りは地面に穴を掘って住んでいます。魚たちにとっては脅威でしかない場所なのかもしれませんね☆

今日も、フォトダイブだったのですが、こういう写真映えするメジャーな被写体は重宝します。14mのテトラのそばで見かけることが多いので、そのそばを通ったら気にしてみてくださいね☆とてもかわいらしいですよ。特に口が。

おしまいは最近気になっている、講習用バーのすぐ脇にある、ヒメエダミドリイシ(固いサンゴです)に住んでいるヒメサンゴガニの仲間。

宇佐美では今年初めて観察できた生物で、そもそもがそれなりに南の方の生物のため、水温が下がってきても大丈夫なのかどうか気になっています。2個体同じところにいるのでほほえましいのですが、この冬どうなるのか、書いていたら余計気になってきました。

と、いうわけで、西風強風だった今日の宇佐美。今現在は西風も弱くなり、穏やかな海が目の前に広がっています。明日からのダイビングがまた楽しみになってきましたよ☆