数は多くはないのですがー

12月17日の宇佐美の海ログです

皆さんこんにちは。宇佐美DCの小峰です。

今日の宇佐美は昨日に引き続き穏やかな海況でした。

水中の透明度は、おおむね8m前後でした。

今日は、AOWコースとファンダイビングを担当させてもらいました。

個人的に思っていることは、ダイビングを始めたころはとにかく数をこなしたり、できる限り水中にいる時間を多くとったり、無理はいけませんがとにかく移動する(泳ぐ)、ということが大切だと思っています。

ナビゲーション、中性浮力、いろいろな知識、確かにそれらはとっても大切ですが、水中にいること自体に慣れていくことがあって初めて使える技術や知識になると考えています。

と、これはこれで一つの考え方ですが、それとは別の意味でこういうダイビングも。

なんだこの写真?

となりますが、これは、ウミウシにしか興味を持たないMさんとのダイビングスタイル(笑)。

この写真は移動中です。

ウミウシがいる地点まで水深3mくらいをひたすら移動していき、その場所に着いたら、スルスルと下降。減圧不要限界という守らなくてはいけないものがあるので、このスタイルになります。

探すだけ探して、減圧不要限界(NDL)が近づいたら、名残惜しい気持ちいっぱいに上昇笑。

また水深5mとか3mとかをひたすら移動して帰ってきます。

Mさんとのダイビングに限らず、ウミウシオンリーの方たちは、多くの場合、ウミガメを指さしても、ネコザメを指さしても、ブリの大きな群れが目の前を通過しても、笑ってOKサインを一瞬くれるだけです。大体そういう方たちは立派なカメラを持っていますが、ごみじゃないか!という大きさのウミウシには一生懸命カメラを向けますが、そういうカメさんネコさんブリさんにはカメラを向けないから、ちょっとおかしくなります。

でも、数は多くないのですけれど、

毎回毎回、こういった、なかなか出会えないウミウシたちに出会います。先週の土日はMさんとダイビングをしたのですが、今日のAOWの講習のような、「海に入ること自体が新鮮!楽しい!」というチームをその翌日に担当することになったので、より、人それぞれ、楽しむステージっていうのが色々あるのだなー、と思わされるのだと思います。

僕は最近、ウミウシウミウシ、なのだと思われているようですが、こっそり自分的には、「宇佐美で潜れればそれで良い」と思うようになっています。宇佐美に来て8年。子供も3歳と1歳になりました。だんだん現地によくいる、「ここの海が好きだから」の人になってきたように思っています。

宇佐美の海、とても良いですよ。