2017年9月11日 更新

気になったらすぐに行動すべし

気になった時にやらないと大変なことに…それはダイビング器材も同じこと。

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皆さんこんにちは、宇佐美DCの谷です。

本日は南風の影響で水面はパシャパシャしていましたが、水中にもぐってしまえば問題なく、透明度も10mは見えていました。

その情報を事細かに伝えるのかと思いきや今日は作業ログになります(笑)

たまにふとした瞬間に「これやったかな?」とか「そういえば…」と思うときありませんか?
僕だと「この仕事やったっけ」とか「そういえばこの前何か頼まれていたような」と思い出してはやべぇという状態に(;´Д`)

その時にやっていれば後手に回ることもないことで、自分自身が気にかけていないことが原因です。パソコンなんかもなんか変だなぁとか気になっても放置すると故障したりして悪くなる一方です。変だと思ったらわかる人に聞いたりして見てもらったり、確認したりとすぐ行動するのが一番です。

ということで、過去にタンクのメンテナンスを記載したように今回はレンタルBCDのメンテナンスをしました。

器材は徐々に劣化します

実際に車も家もパソコンも使えば使うほど劣化します。なのでどれも定期的に点検が大事です。ダイビングの器材も同じ、自前の器材もオーバーホールをしないと徐々に悪くなる箇所が増えてきます。

プロに任せるのが手っ取り早いかもしれませんが、少しでも自分でできるようになると部品が破損しているのをいち早く発見したり、劣化を遅らせることだってできます。

なので、僕らも自分たちでできる範囲はメンテナンスをしました。今回のBCDは排気が弱いのでそこも確認します。
 (3355)

器材の事も知っておくと自分で判断したり、故障した時にどこが悪くなったのかが分かります。
バイクや車をいじるのと同じですね。

ですが、メーカーによっては専用の工具が必要になるので注意!
今回メンテナンスをするのはSASのBCDです。
 (3357)

上記のがメンテ用工具です。

非売品なのでこういった物が必要な器材はメーカーに出した方がいいです。
 (3359)

まず二股のドライバーで吸気と排気のボタンを外していきます。
このBCには、インフレ―たーに排気ボタンが2つあり、2つ目のボタンがインフレ―ターの付け根にある排気の開閉バルブで泳ぎながらでも空気抜くことができます。この使用はこのメーカーにしかない物です。
 (3361)

今度は裏面についている蓋を外します。
ここを外してボタンの軸を取り出し、カビのや塩噛みなどを掃除します。
 (3363)

今回も見ていると塩噛みや緑青が出ていたのできれいに掃除!
これを放置するとネジ山が劣化したり、取り外せなくなってメンテナンスが出来なくなります。
 (3365)

最後にインフレーターの付け根を外して2つ目の排気箇所確認しましたが、ここも塩噛みのせいでしっかり機能していませんでした。自分でできるか確認しましたが、難しいため今回はO/Hに出すべきと判断しました。
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