レギュレーターが臭ったりしたことないですか?

10月8日の海ログ兼作業ログです。

目次

表題の前に本日の海況!

みなさんこんにちは宇佐美DCの谷です。

朝方は落ち着いた海況だったのですが、時間とともにうねりが入ってきており、満潮頃になると腰の高さのうねりが来ていました。
前線が復活したからなのかもしれませんが天気予報も晴れず、外れたのでびっくりです。

透明度はビーチは5~8mとまあまあといった感じです。ボートはかなり流れていて鯉のぼり状態で安全停止をするくらいでした。その流れがプランクトンでも運んできたのか濁りが出ていて、5mくらいでした。
水温も23℃くらいと若干冷たく感じるようになりました。

レギュレーターしっかり洗えてる?

今回の作業ログですが、器材をそろえてる皆さん!

ダイビング後の器材洗いはしっかりやっていますか?「今日はだるいからいいか」などしていると気がつけば器材が劣化して故障の原因になったりしますが、実はもう一つ別の問題が出てきます。それは吸った時の臭いです。独特の臭いが出てきていたら洗い方が不十分かもしれません。

レンタル器材も同じで僕らもある一定の期間でチェックしたり、掃除や点検をしてみたりします。
今回はもしレギュレーターが臭った時に僕らがやっている掃除の仕方を書いていきます。

レギュレーターが臭ったら

吸った時に臭いが出る場合は2つの原因があります。一つはタンクの空気、もう一つはレギュレーターの中がカビている可能性があります。

どれだけ手入れしていても汚れが溜まっていくので仕方ないです。かと言っていざ掃除しようにも開けていい物なのかと思う人もいると思います。

器材によっては専用工具が必要になったりしますが、TUSAやアクアラングのセカンドステージはほとんど専用工具なしでも開けることは可能です。

宇佐美のレンタル器材を使って掃除をしていきます。メーカーによりますがセカンドステージの蓋はねじ込んであるだけのものが多いです。
なので・・・

手で回して外しましょう。この蓋は洗い方が不十分だと隙間から砂が入ってたり、塩噛みで回らなくなる時があるので気をつけて下さい。

外してみると中身はこんな感じになっています。入っていた順番と向きはしっかりと覚えておいてください。

今回のレギュレーターのこの二つ↑は水でさっと洗うだけでいいです。この二つのパーツには基本臭いの原因は出てきません。

臭いの原因となるカビは上の写真のダイヤフラムと下の写真のセカンドステージ本体にこびりついています。
これらが臭いの原因なので水ですすぎつつ拭き取ってしまいましょう。

本体の方は拭きにくい箇所もあるので綿棒などで隙間を掃除すると綺麗になります。
放置しすぎるとえらいことになるので僕も定期的にマイ器材を掃除しています。
こうなる前に蓋を外して水洗いするだけでも発生を防ぐことも出来ますよ。

これだけでレギュレーターの臭いが解消されます。ぶっちゃけるとオーバーホールに出しちゃえば、パーツを交換する際に綺麗にしてくれていることが多いので、自分で掃除する必要はないのですが、せっかくの自分の器材を綺麗に長く使うために自分で掃除してみるのもアリだと僕は思います。
以上

明日の海況予想

最後に明日の海況についてですが、明日も今日と変わらない風なので潜水は可能です。前線が少し寄ってくるので多少のうねりはあるかもしれません。