2021年1月16日 更新

今シーズンもようやくウミウシアイに慣れてきたような気が 及び、暇あれば図鑑を(笑)

1月16日の宇佐美の海ログです

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皆さんこんにちは。宇佐美DCの小峰です。

今日の宇佐美は、本当に久しぶりに、うねり&波が入りました。しかしお昼前には強烈な西風にそれらは相殺されて、結果的にはエントリーエキジットともにとてもしやすい海況となっていました。
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透明度はダウンしました。時間とともに回復すると思われますが、一日を通じて8m~、といったところでした。水温は15~16℃くらいでした。普段より一枚多くインナーを着ることもお勧めですね☆

さて、今日はファンダイビングを担当させていただき、ウミウシ以外の生物では、

定位置のベニカエルアンコウ、アオウミガメ、キリンミノカサゴ、カミソリウオなどを紹介させていただきましたが、

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僕の目が今シーズンも次第に極小サイズのウミウシに焦点があってきたように感じます(笑)

ウミウシのシーズンになる前やなってからしばらくは白いウミウシなどなら極小のものでも目立つのでパカパカ見つけられる気がするのですが、茶色とかのウミウシはなかなかどうして難しく感じたりします。

でも、毎年そうなのですが、だんだんそういう目立たない極小のウミウシも目に入りだしてくるんですよね。

例えばこういうやつ。

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ミドリタマゴガイ。

こっち向きにかわいいおめめが☆

あと、背中の模様も花柄の紋みたいで美しいのです。

大きさは馬鹿みたいに小さいことが多いです。

こういうのが目に入るのは、慣れ、なんでしょう。ほかに理由はないと思います(笑)

ミノウミウシたちも極小だと真上から見たりすると、気が付くまで時間がかかりますし、僕は見つけることがちょっと苦手なんですが、明らかに発見することに慣れているように思える人たちに出会うことがあります。目が良い、というのもあると思いますが、それよりも大きい理由はやっぱり、

「慣れているから」

だと思うのです。

あと、一度でも見たことがある生物は見つけやすいように感じます。初めて見る生物のほうが見つけにくいように感じます。人間の脳はなんかそういう性質を持っているのでしょう。

奥が深いんだろうなあ。日常生活に全く役に立たないだろうけれど(笑)

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その話でいえば、今日、再びハレギミノウミウシを見つけました。

宇佐美で見たのはこれで2回目、なんですが、今日は結構遠くから、

「あ、おそらく、ハレギミノウミウシがいる」

と思って近づきました。一回見たことがあるから、このシルエットとか、雰囲気が頭に入っていたのでしょう。日常生活にはまず役立たなそうですが、ゲストさんにガイドをする場合にはこういうのは役に立つと思いました。やっぱりいろいろ見ておかないと、と思った次第です(真面目)

でも、見たことないのを見たいので、その場合はどうしよう?と思ったのですが、おそらくこれだ、という具体策も思いつきました。なんだと思います?

正解は、、、

「図鑑をいっぱい見ておく」ですね(笑)

図鑑を事前にいっぱい見ておけば、きっと、脳が変わります(笑)発見能力2割増しくらいになってくれるなら最高ですね☆

結果的に今日も偏った話になりました(笑)

おしまいに明日の海況ですが、明日は風向きが変わり、北東の風の予報になっています。風は2mくらいと弱い予報なので、大きな問題は発生しないかと思われます。

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