何となく撮ってもきれいに写せる(OLYMPUS TG-6)

12月27日の宇佐美の海ログです

皆さんこんにちは。宇佐美DCの小峰です。

今日の宇佐美は昨日までに引き続き、穏やかな海況でした。

水中の透明度はビーチは8m~、ボートは10~15mくらいで、ボートが特にきれいでした。

水温は17,18℃くらいで、大体の方は当たり前のようにDRYを選択しますが、宇佐美のお手伝いをしてくれている学生の女の子などは素足に5ミリのWETスーツで潜ったりして、僕らを驚かせてくれます!

さて、今日はボートチームを担当させていただきましたが、年末年始はなぜがきれいな海以外当たったことがないと思います。海況が西風が増えて安定することも一つの要因だとは思いますが、それ以外の何かがあるような気がして不思議な期間です。

そんな中、今日は久しぶりに一昔前に宇佐美でお手伝いをしてくれていた小出君(現在は京都大学の大学院で何か難しい研究をしています)も遊びに来てくれていたりして、年末ー!という雰囲気を出すのに一役買ってくれていましたよ☆

そんな、穏やかで、わいわいした雰囲気の中で潜らせてもらいましたが、最近(TG-6を買ってから)ウミウシ以外をとることが増えた気がしている今日この頃です。

その心を少し覗いてみると、今までのカメラだと、結構頑張らないと満足いく写真が撮れなかったことと、Tg-6を使うと、なんとなく撮っただけで、あれ?なんかいいんじゃない?という写真が撮れてしまうことが隠れているように思いました。

アマミスズメダイyg。

この手のスズメダイはちょこちょこ隠れるし、暗いところにいることも多いし、そもそも素早いしで、プライベートで潜っているときは別ですが、ガイドしながらだとなかなか撮る気になりませんでしたが、なんとなく撮っただけで、それなりに満足いく写真になってしまうからTG-6はすごいと思いました。しっかり狙ったら、もっともっときれいに撮れるのでしょう。

アオサハギ。

これも頭の中では、海ログの時に、こんなのいましたよねー、的な証拠写真のつもりでシャッターを切りましたが、背景がきれいにボケて、これはこれでよい感じになっていました。これも狙っていろんな方向からとったりすれば、もっと良い感じになるのでしょう☆

ノコギリハギyg。

これも言いたいことは同じです。

何がすごいって、頑張って撮ろうとせずにきれいにまとまってしまう!ということです。今回は。

そういえば、最近のケータイの写真もそうですよね。一昔前と違い、え?ケータイで撮ったの?的な写真が簡単に撮れちゃいますよね。

メーカーの人はすごいですね!時代の変化ってすごいですね!

撮る気にさせる、撮りたくなるカメラ、ってすごいです。

だって、この数年間、魚の写真はほぼ取る気なかったですもん。僕は。カメラはウミウシとか甲殻類を撮るものくらいに思っていましたよ(笑)

ウミウシも撮りました。日を追うごとにウミウシは増えてきているのを実感しています。

写真はタマガワコヤナギウミウシ。

ムラサキウミコチョウ。

背景に色のついたサンゴがあったりするとこんな感じに撮れます。きれいですねえ☆

あと、最近思うのですが、今宇佐美の海に例年はあんまりいなかったはずの生物がいろいろいます。

わかりやすいので言えば、ラッパウニなどは、たまーに見かける程度だったのですが、今は、なんでこんなにいるの?というくらいいます。海が温かくなって2年目?でしょうか。そういう影響があるんですかね?

そんな中、当然、魚でも今までは見たことほとんどなかったよなー、というものが増えています。

ホシゴンベ。

遠くから見つけたときには、ツマジロモンガラがいるのかな?と思っていました。近づいてみるとホシゴンべでした。そして気が付くと、結構いっぱいいました(笑)

この調子でいくと、TG-6の出番はもっと増えてきそうです。

宝探し的な要素がまた一つ増えた気がしますね☆

深場などはじっくりリサーチしていないので、時間を見つけて、宝探しに行ってみたいと思います。ちゃんと証拠写真も撮れますし☆

と、いうわけで、今日もいつの間にやらTG-6礼讃的な記事になりましたが、特に他意はありません。良い海、良い季節、この時期のダイビングを大事にしていきたいですね!