皆さんこんにちは。宇佐美DCの小峰です。
今日の宇佐美は南西の風が強めに吹いていて、宇佐美にとっては良い海況でした。
水中の透明度は5m~8mくらいで、水温は水面23℃、水底20℃と、深いところでも20度台でした。
さて、今日は講習でも体験ダイビングでもなく、じっくり派のガイドをさせていただきました。どんな生物が見られているかなども合わせて紹介できたらと思います。
今の時期はずいぶん魚の量も増えてきて、中層にはスズメダイやメジナが群れていてだんだん夏の香りが濃くなってきた感じがします。
そんな中、マクロネタを順次紹介しつつ、2本じっくりガイドをさせていただきました。
また、今日の写真はすべてゲストの桐原さん提供です。桐原さん、写真提供ありがとうございますー☆
まず、今の季節外せないのはサボテングサの群生です。サボテングサは5,6月にいっぱい生えている印象が強いのですが、この季節しか見られない生物の宝庫でもあります。
ウミウシが好きなゲストさんは、この海藻につくキマダラウロコウミウシSPなどはぜひ押さえてほしいですが、もう一種類、この海藻にはニッチなウミウシが数多く定着しています笑
今日の宇佐美は南西の風が強めに吹いていて、宇佐美にとっては良い海況でした。
水中の透明度は5m~8mくらいで、水温は水面23℃、水底20℃と、深いところでも20度台でした。
さて、今日は講習でも体験ダイビングでもなく、じっくり派のガイドをさせていただきました。どんな生物が見られているかなども合わせて紹介できたらと思います。
今の時期はずいぶん魚の量も増えてきて、中層にはスズメダイやメジナが群れていてだんだん夏の香りが濃くなってきた感じがします。
そんな中、マクロネタを順次紹介しつつ、2本じっくりガイドをさせていただきました。
また、今日の写真はすべてゲストの桐原さん提供です。桐原さん、写真提供ありがとうございますー☆
まず、今の季節外せないのはサボテングサの群生です。サボテングサは5,6月にいっぱい生えている印象が強いのですが、この季節しか見られない生物の宝庫でもあります。
ウミウシが好きなゲストさんは、この海藻につくキマダラウロコウミウシSPなどはぜひ押さえてほしいですが、もう一種類、この海藻にはニッチなウミウシが数多く定着しています笑
ヒラタイミドリガイ。
葉っぱそのものなそのシェイプ!背中に乗っているちっさなピンク色のぽっち。決して見栄えの良いウミウシではないですが、そのなんというか愛らしさは結構なものです。陸上にいる生物でいうと、
カメムシに似ています笑
人気は出ないのではないでしょうか。時代は来ないのではないでしょうか。何かこうあと一つ足りない感じがプンプンします笑
人気のキマダラウロコウミウシSPと同じサボテングサにいながらも、
ああ、それもいるよね、的な言われ方をするあたり、個人的にはほおっては置けないのですが。
それ以外にも、サボテングサを観察する、というちょっと風変わりなダイビングスタイルを持っている方はこの生物を結構多く目にするはずです。
葉っぱそのものなそのシェイプ!背中に乗っているちっさなピンク色のぽっち。決して見栄えの良いウミウシではないですが、そのなんというか愛らしさは結構なものです。陸上にいる生物でいうと、
カメムシに似ています笑
人気は出ないのではないでしょうか。時代は来ないのではないでしょうか。何かこうあと一つ足りない感じがプンプンします笑
人気のキマダラウロコウミウシSPと同じサボテングサにいながらも、
ああ、それもいるよね、的な言われ方をするあたり、個人的にはほおっては置けないのですが。
それ以外にも、サボテングサを観察する、というちょっと風変わりなダイビングスタイルを持っている方はこの生物を結構多く目にするはずです。
お前もか!
と言われるような葉っぱそのままのシェイプ!
形を同じにするなら色も同じにしちゃおうかしら、という戦略もまた同じです。この写真では実現していませんが、頭の上にこのサボテングサを切り取って乗っけている、というお祭り状態の時もよくあります。
こっちも同じく時代は来ないと思いますが、もうこの手の生物は隠れたくてこうしているので時代は来ないことが狙いなのかもしれません。プロ中のプロですね笑
探してみてください。サボテングサを。小さな感動とともにあなたはこれらの生物と対峙することになるでしょう。
と言われるような葉っぱそのままのシェイプ!
形を同じにするなら色も同じにしちゃおうかしら、という戦略もまた同じです。この写真では実現していませんが、頭の上にこのサボテングサを切り取って乗っけている、というお祭り状態の時もよくあります。
こっちも同じく時代は来ないと思いますが、もうこの手の生物は隠れたくてこうしているので時代は来ないことが狙いなのかもしれません。プロ中のプロですね笑
探してみてください。サボテングサを。小さな感動とともにあなたはこれらの生物と対峙することになるでしょう。
ネタに困ったらソフトコーラルをチェックです笑
アミメアカヤギにいっぱいいるイソバナカクレエビ。個人的にはとっても好きです。オレンジのコーラルだったらオレンジがいます。紫なら紫がいます。探してみてください。通年性です。
もし宿主と違う色の個体がいる瞬間に出会えば、あなたに、小さな感動と、ほかの人にそれを言うべきか言わないべきか、という小さな迷いが生じるでしょう。
アミメアカヤギにいっぱいいるイソバナカクレエビ。個人的にはとっても好きです。オレンジのコーラルだったらオレンジがいます。紫なら紫がいます。探してみてください。通年性です。
もし宿主と違う色の個体がいる瞬間に出会えば、あなたに、小さな感動と、ほかの人にそれを言うべきか言わないべきか、という小さな迷いが生じるでしょう。
美しい貝類は何もウミウシだけではありませぬ。
コダマウサギ。
個人的にはタカラガイの仲間やウミウサギの仲間も大好きです。ウミウサギガイドブック、というものを5年前くらいにネットで買いました。家でたまに見ます。たまに見る本ベスト5には入っているかもしれません。
コダマウサギ。
個人的にはタカラガイの仲間やウミウサギの仲間も大好きです。ウミウサギガイドブック、というものを5年前くらいにネットで買いました。家でたまに見ます。たまに見る本ベスト5には入っているかもしれません。
そして出ました。
ケイウミノウミウシ。大きかったです。5センチはありました。図鑑には30mmくらいまで、と書いてありましたが、この手のカスミミノウミウシの仲間は結構大きい個体もいるので、それほどびっくりしませんでしたが、出会ったことに驚きでした。詳細は省きますが、僕以外のスタッフが発見するたびに写真に収めたくて海に入らされたウミウシです。実際自分で見つけてみると、思ったよりも喜びは小さかったので驚きました。現金な人間です。僕は。
と、いうわけで、読み返してみると、どんな生物がいるか、かなり偏った情報しかUPできていないことがわかりましたが、じっくりガイドをするのは実に楽しいな、皆さんも、じっくり、丹念に徘徊するかのように潜ってみてくださいな、という気持ちがこみあげていきました。水温がそれを許すシーズンになりました。ぜひぜひ、ゆっくりこってり、海に入ってみて下さいね☆
ケイウミノウミウシ。大きかったです。5センチはありました。図鑑には30mmくらいまで、と書いてありましたが、この手のカスミミノウミウシの仲間は結構大きい個体もいるので、それほどびっくりしませんでしたが、出会ったことに驚きでした。詳細は省きますが、僕以外のスタッフが発見するたびに写真に収めたくて海に入らされたウミウシです。実際自分で見つけてみると、思ったよりも喜びは小さかったので驚きました。現金な人間です。僕は。
と、いうわけで、読み返してみると、どんな生物がいるか、かなり偏った情報しかUPできていないことがわかりましたが、じっくりガイドをするのは実に楽しいな、皆さんも、じっくり、丹念に徘徊するかのように潜ってみてくださいな、という気持ちがこみあげていきました。水温がそれを許すシーズンになりました。ぜひぜひ、ゆっくりこってり、海に入ってみて下さいね☆
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