あきらめずに続けていると・・・☆

5月27日の宇佐美の海ログです

はい。小峰です。

今日の宇佐美は、波一つない、べたなぎの海が広がっていました。

が、ずっと雨がしとしとと降っており、水中に入ると、びっくりするくらい暗い海中がそこにはありました。

今日の透明度は5~8mくらいでした。ただ、本当に暗いのです。

水温は19~20℃でした。

さて、今日はしばらくチェックダイブもできていなかったので、週末に向けて、チェックをし、ネタをストックしよう、という魂胆で時間を見つけて海に入りました。

タイトルにも書いたのですが、地道に続けていくと結果が出ることもあるのです。今日がその結果が出た日でした☆

ベルグウミウシ。

僕は初めてです。

去年くらいから、気になっていました。このウミウシはホストが決まっているようで、それが、アヤニシキ、という名の海草です。同じものをホストにしているウミウシの代表にサガミアメフラシ、などがいます。

城ケ島のブログとか、雲見のブログとか、いろいろなところのうブログにこのウミウシが出ているし、宇佐美に来てくれる、ウミウシ好きのゲストさんたちは、結構見たことがあるようで、僕も見たいなー、と思っていました。

アヤニシキがたくさん生えてきた、今年の2月くらいに、結構毎日のように探したのですが見つからず、ガイド中も探そう、と思っていたところ、

「この作業って、結構時間かかるし、ガイド中じゃ、できなくない?」

と思いました。そもそもいるかどうかもわからないし、浅いところから深いところまでアヤニシキはそれこそ山のように生えているわけです。そして、このウミウシは小さいし、アヤニシキは波やうねりでゆらゆら右へ左へ揺れていることが多いので、なかなかどうして、じっくり見るのは骨が折れます。

そこで、2月のどこかのタイミングで、ルールを勝手に作ったんですね☆

「1ダイブで2つのアヤニシキは絶対にチェックする。でもそれ以上は絶対に見ない!」

これを続けて3か月目。正直、いないのかなー?と思っていました。冬のもっと水温低い時期がよかったのかなー?とかも思っていました。

でも実は2週間くらい前から、再びアヤニシキが増えてきたように感じていて、結構気になっていたのも確かなんですよね。

そんな調子で、今日もアヤニシキを二つcheckー、と思ったら、一つ目で発見しましたよ☆

実際これで目で見たので、次からは、発見はかなり容易になった気がします。おそらく、今は結構たくさんいるんじゃないでしょうか?こういうホストが決まりきっているタイプは、発生するときは一気に発生して、いなくなる時も一気にいなくなることが多いように思います。今、アヤニシキはかなり猛烈に繁殖している時期なので、今はHOTな気がします。

僕は、ゴールした気がして、なんだか達成感もあるので、しばらく、アヤニシキcheckから解放されます(笑) 

居るのかいないのかもわからず、結果が出るか出ないのかもわからず、孤独に続けたこの作業に、結構疲れました(笑)結果がでてよかったです(笑)

透明感があって、実に美しいウミウシでした☆

ベルグウミウシ編 完

ベルグウミウシで透明感って大切、と思ったので、そのあとに見たこれらのウミウシは、透明感が感じられるように撮影したつもりです。

ウミウシってきれいだなー。実に。

右下にある、下を向いている2本が触覚です。本当に撮影すること自体、難しいウミウシの代表です。僕の中で。と、言いつつも、この写真は奇跡的にお目目が映っています。見えますか?黒い点です。

そして最後はクイズを。なんとなく、クイズをしてみたくなりました。

この魚はなんの 種類のお魚でしょうかー?名前が特定出来たらすごいですが、目の形などから種類を当ててみてくださいねー☆

答えは、ずっと下にスクロールしてくれたら、あります☆
































































答え

コチ科のお魚でした☆
イネゴチ ですかね?舘ひろしみたいな顔をしているやつです。