行きつけの海(ホームグラウンド)を持つべき2つの理由

ありとあらゆる海の状況を経験し、対応できるようになる!

目次

3つ目の要素【海】について

安全に楽しくダイビングできるようになるために必要な3つの要素。

【スキル】・【器材】・【海】

365日海は違います。
例えば、どのような違いが思い浮かびますか?

・波の高さ
・潮流・海流・その他流れ
・透明度・透視度
・うねり
・観察できる生物
・天候
etc
同じ状況は2度とありません。
ありとあらゆる海の状況を経験し、海の引き出しを増やすことが必要です。
海の状況に応じたスキルを身に付け、磨きをかけていくということです。

海を知るにはホームグラウンドを持つことが一番の近道

例えば、AさんとBさんが車の教習所に通っているとします。
Aさんは、いつも同じ教習所に通っています。
Bさんは、毎日違う教習所に通っています。

どちらの方が、いち早くスキルアップできるようになると思いますか?

間違いなく、Aさんです。
受付から乗車、コース、車の車種など通えば通うほど、そこに慣れてきます。
指導者も何度か同じ人が担当になりますから、初めましてではなくなります。

毎日違うところに通っていると、新鮮な刺激はあるかもしれませんが、
受付からの段取りもコースも指導員もすべて初めてなので、落ち着かないし、
何より余裕がありません。

全くダイビングも同じことです。
では、ホームゲレンデを持つべき理由は?

1.インストラクター・利用施設に慣れるから

ダイビングをすること以前に、初めての施設・初めてのインストラクターだと、準備にてこずったり、毎回違う段取りに翻弄され、陸上で余裕を持てず、当然水中でも余裕を持てなくなります。
使い慣れた施設・良く知ったインストラクターがいれば、気持ちに余裕が出てきます。
初心者の時は、いかに陸上で不安要素を少なくできるかが重要です。

・1日の流れが把握できる
・施設のどこに何があるかわかる
・ビーチ・ボートダイビングの準備を把握している
・インストラクターが自分のスキルを把握している
・ダイバー同士も知り合う機会が増え、仲良くなる

宇佐美スタッフ4人

毎日潜っているスタッフです。

宇佐美の施設~2階から撮影~

宇佐美 タンク置き場

タンクの種類(スチールかアルミ)もエリアによって異なります。
宇佐美はアルミタンクです。

宇佐美 タンク返却場所

宇佐美 器材セッティングスペース

ダイビングは潜る前の準備がいかにストレスなくスムーズにできるかが重要です。
ここであわてたり、余裕がないと当然楽しめないし、不安を抱えたまま潜ることになります。

宇佐美 ビーチエントリー

エントリーの方法はエリアによって異なります。

2.海を知ることができるから

海の様々な状況によって、【注意すべき点】【対応できるスキル】この2つを身に付ける必要があります。

波が高いときはどのようにエントリーすればよいのか?
ビーチダイビングとボートダイビングでも異なります。
流れがある海ではどのようにダイビングすればよいのか?そもそも流れのある海でダイビングする
とはどういう状況になるのか?
透明度が良くないとき何に注意しダイビングするべきなのか?

実際の状況を経験し、注意すべき点がわかり、その状況に対応できるスキルを身に付けること。
これができるようになれば、他の海に潜りに行っても応用が効くのです。

1つのエリアの海を潜りつくし、知り尽くすことがいち早く身に付けることができる方法です!

波が高いとき穏やかな時

波が高いときは、波の周期を見極めながらエントリーとエキジットを行います。慣れていないと波に吹っ飛ばされる場合もあります。
波の周期を見極める方法を身に付けましょう!

宇佐美 ボートエントリー

ジャイアントかバックロールエントリーなのか、船によって方法は異なります。両方のエントリーに慣れておくことがよいでしょう。
ボートダイビングは、ポイントに到着してからいかに時間をかけず、スムーズにエントリーできるかがポイントです。
波が高いときはバランスを崩しやすいので、どのような状況でも対応できるように経験を積みましょう!

流れのあるところ

流れがあるところでダイビングをする場合は、流れに逆らうのか横切るのか、乗ってしまうのか、状況によっても異なります。
初めて流れのあるところを潜る時は、どうしていいか、何が正解かわからず、戸惑ってしまうものです。
慣れると、非常に楽にたのしくダイビングができるので、対応する方法を身に付けましょう!