ダイブコンピューターは必須器材!体に窒素がたまるってどういうこと?

この窒素が潜水病の原因にもなります、予防法は?

目次

こんにちは、MSO東京店の藤本です。

(ⅺ)ダイブコンピューター

■■必要性■■

体内に蓄積されている窒素量を計算し、安全に潜れる時間を自動計算してくれる道具

水中で圧縮空気を呼吸すると、人体には窒素が溶け込みます。
深度と時間に蓄積される量が左右されます。飽和状態をむかえてしまうと減圧症という潜水病に
かかってしまいます。
窒素は体内に蓄積されても感覚では全くわかりません。
目に見えて教えてくれるものがダイブコンピューターなわけです。
ただし、直接体内の窒素量をはかっているわけではなく、あくまでも標準的な人体モデルを
前提として理論上の数値を計算しているだけで、個人差や日々の体調までは考慮してくれません。
そういった意味では、あくまでも安全の目安としての数値を示してくれるにすぎません。
しかし、ダイビングに関する安全意識の向上や、海外でのダイビング機会の増加に伴い、
ダイブコンピューターは今やなくてはならない器材になりつつあります。

≪ コンピューターに表示される主な項目 ≫

下記の項目は一般的な表示項目ですが機種によりオプションがあり、多少異なります。

・現在の水深・潜水時間
・最大水深(そのダイビング中の)
・無減圧潜水時間(その水深で安全に潜れる最大の時間)
・体内残留窒素量(バーグラフ表示など)
・浮上中、速度アラーム(浮上速度が一定スピードを超えた場合)

コンピューターは飾りではない為、1人1台身に付け、見かた使い方をしっかりと理解する必要
があります。

■■選び方■■

現在は、どのコンピューターも必要最低限の機能は有しています。

・見やすさ
・デザイン
・電池タイプ
・多機能

どこに重点を置くかで好みのものを選びましょう!

2017年1番人気! ソーラー電池タイプ

電池交換の必要がなく、永続的に使用できます。
Gショックに似たデザインで、普段使いもできるので若者に人気が高いです。
カラーバリエーションは4タイプ。

器材メーカー TUSA ダイブコンピューター

近年人気のソーラー電池タイプ。
Bluetooth Smartでスマートフォンにログデータが転送可能(専用アプリが必要)。
電池切れの心配がないソーラー充電式。
減圧症予防に有効なTUSAだけのM値警告機能。

充電式タイプ

電池交換の必要がなく、バッテリータイプで携帯電話と同じ充電式。
メカニックなデザインでカッコいい系を好む方に人気があります。
充電式なので、携帯と同じ要領で夜寝る前に充電しておけば、問題ないです。

器材メーカー MARES ダイブコンピューター

内蔵バッテリーの充電式で、電池交換は何年も必要ありません。
PCインターフェース標準装備。

大画面

画面が大きいため、表示が見やすい。
老眼の方にとっては、非常に見やすい画面です。

器材メーカー MARES ダイブコンピューター

エントリーダイバーにも適した大きめの表示画面とリーズナブルプライス。ワンボタンで直観的な操作性の良さが特徴。
大きく分けると3タイプに分かれるので、どれに価値を置くかはそれぞれだと思います。
減圧症を予防するためには、ダイブコンピューターの指示に従うことも重要な予防の1つです。
他にも日頃の体調管理や、浮力コントロールを身に付けること、などがあります。
感覚ではわからないことなため、頼るところは器材に頼り、各個人で管理できるようになりましょう!!