あれは11年前の晴れた日。
空気が吸えない・・・あれ?
もしかして、これってエアー切れ?
25歳の僕は、大阪にあるダイビングショップで働いていました。
仲の良い友達も僕がきっかけでダイビングをやっていたので、休みの日に和歌山県にある
紀伊大島に友人6人と潜りに行くことになりました。
そこは、廃校をダイビングサービスにしたすごく童心に帰れる癒しの場所です。
水中は非常にダイナミックな地形と回遊魚に恵まれているポイントです。
目当てのポイントは、『6:40』。(シックスフォーティー)
岩の根のトップが水深6mでそのままドロップオフで、下は40mという、刺激的な地形をしています。
海況も透明度もよく、絶好のダイビング日和です!
1本目から希望通り、『6:40』へ!
スコーーンと抜けたブルーの海。和歌山とは思えないくらい、透明でブルー。
さらに、圧巻の地形。
まさに空を飛ぶとはこういうことか!!
これを味わってしまうと、ダイビングはやめられない!
気持ちよく、ドロップオフを降りて、水深25mあたりにきた時、
空気が吸えない・・・あれ?
もしかして、これってエアー切れ?
25歳の僕は、大阪にあるダイビングショップで働いていました。
仲の良い友達も僕がきっかけでダイビングをやっていたので、休みの日に和歌山県にある
紀伊大島に友人6人と潜りに行くことになりました。
そこは、廃校をダイビングサービスにしたすごく童心に帰れる癒しの場所です。
水中は非常にダイナミックな地形と回遊魚に恵まれているポイントです。
目当てのポイントは、『6:40』。(シックスフォーティー)
岩の根のトップが水深6mでそのままドロップオフで、下は40mという、刺激的な地形をしています。
海況も透明度もよく、絶好のダイビング日和です!
1本目から希望通り、『6:40』へ!
スコーーンと抜けたブルーの海。和歌山とは思えないくらい、透明でブルー。
さらに、圧巻の地形。
まさに空を飛ぶとはこういうことか!!
これを味わってしまうと、ダイビングはやめられない!
気持ちよく、ドロップオフを降りて、水深25mあたりにきた時、
スーーーゥッ・・・・・・。。。。
ん??
何か吸いづらいなぁ、気のせいか。
ズズッ、プッ。。。
あれ?空気が吸えない・・・
もしかして、これってエアー切れ?
もう一回思いっきり吸ってみると、地獄のように苦しい・・・
ん??
何か吸いづらいなぁ、気のせいか。
ズズッ、プッ。。。
あれ?空気が吸えない・・・
もしかして、これってエアー切れ?
もう一回思いっきり吸ってみると、地獄のように苦しい・・・
最高の海から一転、、、大パニック。。。
やばい、死んでまう、、、バディは?
よかった、横にいてるやんけ、、、
バディに必死にエアー切れの合図を送りました。
おい、何で予備の空気源くれへんねん?何してんねん!
合図を出しているのに、きょとんとした顔でこっちを見ているだけです。
それもそのはず、潜水時間はまだ5分しか経っていなかったのです。
そんな早くエアー切れになるやついてるのかとでも思っているのでしょう。
こっちはそれどころじゃなく、もう意識はすぐそこで消えかかって・・・
っ!とっさに、掴んだバディの予備の空気源。
必死にくわえて、ぎりぎり呼吸を確保。
あとは、あまり覚えていないが、バディと水面まで浮上しましたが、速度は速かった記憶があります。
やばい、死んでまう、、、バディは?
よかった、横にいてるやんけ、、、
バディに必死にエアー切れの合図を送りました。
おい、何で予備の空気源くれへんねん?何してんねん!
合図を出しているのに、きょとんとした顔でこっちを見ているだけです。
それもそのはず、潜水時間はまだ5分しか経っていなかったのです。
そんな早くエアー切れになるやついてるのかとでも思っているのでしょう。
こっちはそれどころじゃなく、もう意識はすぐそこで消えかかって・・・
っ!とっさに、掴んだバディの予備の空気源。
必死にくわえて、ぎりぎり呼吸を確保。
あとは、あまり覚えていないが、バディと水面まで浮上しましたが、速度は速かった記憶があります。
幸い潜水病にはなりませんでした。
みなさん、考えてみてください。
なぜ、潜水時間5分でエアー切れになったのでしょうか?
器材が故障したのか?
エアーがどこからか漏れていたのか?
とてつもない速度で吸いまくったのか?
もともとタンクに空気が入っていなかったのか?
タンクのバルブがしっかり空いていなかったのか?
みなさん、考えてみてください。
なぜ、潜水時間5分でエアー切れになったのでしょうか?
器材が故障したのか?
エアーがどこからか漏れていたのか?
とてつもない速度で吸いまくったのか?
もともとタンクに空気が入っていなかったのか?
タンクのバルブがしっかり空いていなかったのか?
もともとタンクに空気が入っていなかった
予防はできなかったのか。
これは完全に自分の不注意です。
器材をセッティングした時に、タンクの空気の残量を確認するのですが、その時はどうせ入ってる
だろうと思って確認しなかったのです。
たまたま使用済みのタンクをセッティングしてしまっていたのです。
慣れてくるころに交通事故を起こすとは、まさにこのことです。
エアー切れに水中でならない為には、可能性を消していくことです。
●器材が故障 ⇒ セッティング時に吸えるかチェックする
●エアーがどこからか漏れてる ⇒ セッティング時にホース類、BCDをチェックする
●もともとタンクに空気が入っていない ⇒ セッティング後に、残量を確認する
●タンクのバルブがしっかり空いていない ⇒ エントリー前にバディと確認し合う
すべて、潜る前に対処できることばかりです。
基礎の大切さを実感しました。
一生、エアー切れを経験しないことが一番素晴らしいわけです。
みなさんも、慣れてきた頃ほど、基礎に忠実になるように心がけてください!
自分だけでなく、バディと意識し合うようにしましょう!
これは完全に自分の不注意です。
器材をセッティングした時に、タンクの空気の残量を確認するのですが、その時はどうせ入ってる
だろうと思って確認しなかったのです。
たまたま使用済みのタンクをセッティングしてしまっていたのです。
慣れてくるころに交通事故を起こすとは、まさにこのことです。
エアー切れに水中でならない為には、可能性を消していくことです。
●器材が故障 ⇒ セッティング時に吸えるかチェックする
●エアーがどこからか漏れてる ⇒ セッティング時にホース類、BCDをチェックする
●もともとタンクに空気が入っていない ⇒ セッティング後に、残量を確認する
●タンクのバルブがしっかり空いていない ⇒ エントリー前にバディと確認し合う
すべて、潜る前に対処できることばかりです。
基礎の大切さを実感しました。
一生、エアー切れを経験しないことが一番素晴らしいわけです。
みなさんも、慣れてきた頃ほど、基礎に忠実になるように心がけてください!
自分だけでなく、バディと意識し合うようにしましょう!