目次
水中ではなく、水面での楽しみ
半水面写真
via YUSUKE TAMURA PHOTOGRAPHY
撮りだすと意外にハマるのが、半水面写真。
その名の通り、半分水中で半分は陸を写します。
水面での楽しみなので、ダイビングの休憩中なんかにもってこいです!
その名の通り、半分水中で半分は陸を写します。
水面での楽しみなので、ダイビングの休憩中なんかにもってこいです!
ポイント①広角レンズを使う
やはり広角のレンズでないと半水面写真を撮るのは難しいです。
コンデジであっても外付けのワイドコンバージョンレンズがあると良いですね。
とにかく画角が広いほど半水面写真は撮り易いです!
コンデジであっても外付けのワイドコンバージョンレンズがあると良いですね。
とにかく画角が広いほど半水面写真は撮り易いです!
AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED - 概要 | レンズ | ニコンイメージング
ニコンのDXフォーマットレンズ「AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED」の製品ページ。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連製品に関する情報も。
ぼくが使っているのはコチラのレンズ。
かなり広い画角です。
かなり広い画角です。
ポイント②水面が穏やかなコンディション
あまり波がありすぎると空や陸の上部分が写りにくいです。
ベタ凪であればあるほど撮り易いですね!
やや波があるときには、上の写真のようにそれを上手く使うのもアリです。
ベタ凪であればあるほど撮り易いですね!
やや波があるときには、上の写真のようにそれを上手く使うのもアリです。
島に囲まれたラグーン内にて
波がない穏やかなところを選んでパシャリッ!
ちなみにダイビング合間の休憩は大概、波のないところで休むので撮影にはうってつけなのです!
f7.1:1/250:ISO200
ちなみにダイビング合間の休憩は大概、波のないところで休むので撮影にはうってつけなのです!
f7.1:1/250:ISO200
via YUSUKE TAMURA PHOTOGRAPHY
ポイント③水面に対してカメラは垂直に構える
水面に対してカメラ、レンズはできるだけ"真っすぐ"に。
そうすると、水面の境界線がほとんどなくなります。
ちょっと下に向けると水面上が、ちょっと上に煽ると水面下が写ります。
これはこれでおもしろいのですが、どうしても境界線部分が大きくなります。
できるだけ境界線部分が少ない方が、上下がくっきり分かれた写真となります。
そうすると、水面の境界線がほとんどなくなります。
ちょっと下に向けると水面上が、ちょっと上に煽ると水面下が写ります。
これはこれでおもしろいのですが、どうしても境界線部分が大きくなります。
できるだけ境界線部分が少ない方が、上下がくっきり分かれた写真となります。
ポイント④絞ってピントは水中に合わせる
絞りは絞って、被写界深度を深めにしたほうが良いですね。
つまりF値は大きめに、より遠くまでピントが合うようにします。
そして撮るときは、ピントを水中に合わせます。
陸や空にピントを合わせると下の水中がボヤけてしまうことが多いのです。
一回、一回ピントを合わすのではなくて、ピント固定がおすすめです。
水中の被写体にピントを固定してバシバシとシャッターを切りましょう!
つまりF値は大きめに、より遠くまでピントが合うようにします。
そして撮るときは、ピントを水中に合わせます。
陸や空にピントを合わせると下の水中がボヤけてしまうことが多いのです。
一回、一回ピントを合わすのではなくて、ピント固定がおすすめです。
水中の被写体にピントを固定してバシバシとシャッターを切りましょう!
サンゴと空とボート
これも水中のサンゴにピントを合わせています。
ややカメラを下に向けているので水面上が写っていますね。
f11:1/500:ISO400
ややカメラを下に向けているので水面上が写っていますね。
f11:1/500:ISO400
via YUSUKE TAMURA PHOTOGRAPHY
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ポイント⑤明暗差が少ないコンディションorストロボ使用
露出を合わせる際に、水中と空気中だと明るさが大きく変わってきます。
水中に適正露出を合わせると空や陸の上部分が白く飛んでしまったり。
逆に上の空や陸を基準に露出を合わせると水中が暗くなってしまいます。
これが、なかなか難しいのです。
なので、できるだけ水中が明るい場所を選ぶと良いですね!
一番難しいのは、「透明度があまり良くない水中で、空は快晴の日」。
例えば・・・
水中に適正露出を合わせると空や陸の上部分が白く飛んでしまったり。
逆に上の空や陸を基準に露出を合わせると水中が暗くなってしまいます。
これが、なかなか難しいのです。
なので、できるだけ水中が明るい場所を選ぶと良いですね!
一番難しいのは、「透明度があまり良くない水中で、空は快晴の日」。
例えば・・・
ジェリーフィッシュレイク
水中を適正露出にすると空が白く飛んでしまいました。
ここはあまり透明度が良くないので、難しい環境です。
f8:1/250:ISO400
ここはあまり透明度が良くないので、難しい環境です。
f8:1/250:ISO400
via YUSUKE TAMURA PHOTOGRAPHY
そこで!登場するのが、ストロボです!
これが明暗差の問題を解決してくれます!
水中にだけストロボを当てます。
すると露出がアンダーでも水中もしっかり写ります!
あって良かった!ストロボ!
これが明暗差の問題を解決してくれます!
水中にだけストロボを当てます。
すると露出がアンダーでも水中もしっかり写ります!
あって良かった!ストロボ!
構図や画作りの楽しみがたくさん!
水面の境界線をどう入れるか。
水中と水面より上の景色の割合は。
考え出すとキリがありません。う~ん、わくわくしますね!
水中と水面より上の景色の割合は。
考え出すとキリがありません。う~ん、わくわくしますね!
アジ玉とロックアイランド
水面の境界線を写真中に斜めに入れてみました。
f18:1/125:ISO400
f18:1/125:ISO400
via YUSUKE TAMURA PHOTOGRAPHY
ヤシの木と泳ぐひと
上部分には青空と太陽とヤシの木。
下には泳ぐ女性。
イメージ通りの南国ぽい写真が撮れました!
f11:1/100:ISO100
下には泳ぐ女性。
イメージ通りの南国ぽい写真が撮れました!
f11:1/100:ISO100
via YUSUKE TAMURA PHOTOGRAPHY
水中には全く違う世界が広がっています。
半水面写真はそれをはっきり表現できる手法ですね。
イメージを膨らませて色々な半水面写真を撮ってみましょう!
ダイビング合間の休憩が楽しくなること間違いなし!
半水面写真はそれをはっきり表現できる手法ですね。
イメージを膨らませて色々な半水面写真を撮ってみましょう!
ダイビング合間の休憩が楽しくなること間違いなし!
空も快晴で気持ち良いコンディションでした!
f10:1/350:ISO200