ダイビングの安全グッズで、リスク回避できていますか?

備えあれば憂いなし!ダイビングの安全グッズ

目次

何か起きてからでは遅い!ダイビング安全グッズ

みなさんの自宅には防災グッズで地震対策できていますか?
大きな地震が起きた直後は、今後起こった時のためにと用意しなくてはという気分にはなると思うのですが、意外と時がたてば必要性も薄れていき、結局対策できていない…とうい方は多くいると思います。

ダイビングも同じで、万が一に備えて安全グッズを携帯しておくことが重要です。
ダイビングの安全グッズにはどういったものがあるのか?
過去の記事で紹介はしましたが、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。

1.シグナルフロート

もっともメジャーな安全グッズで、すでに携帯しているダイバーも多いはずです。
たとえばパラオなど、ドリフトダイビングが主流のエリアでは、全ダイバー携帯が義務付けられている場合もあります。

潮の流れに流されてしまい船を見失ったり、沖へ沖へ流されていった場合に、水面に立てて
目印にし、ダイバーの存在を知らせるものです。
ただ、荒れていて波が高い日は、フロートが波で隠れてしまって、見つけるのが難しくなります。
まだお持ちでない方は、いざという時のために携帯をおすすめします。

2.カレントフック

潮流など流れのあるポイントでダイビングをする際に、楽にダイビングができるようにするための道具です。
BCDに装着し、最適な岩にひっかけて使用します。
流れに流されず楽なのと、サンゴ礁など破壊せずに潜れるので環境にもやさしいです。
流れのあるエリアでダイビングをする際は、携帯をおすすめします。

3.ミラー(鏡)

漂流時に光を鏡によって反射させ、自分の位置を知らせることができます。
特に空からの捜索に有効です。
ただ、太陽が出ていない曇りや雨の日、夕方以降は有効ではないです。
コンパクトでかさばらないので、BCDのポケットに入れておいても邪魔にはなりません。

4.海面着色剤

海面着色剤とは、船や航空機などに居場所を知らせるために用いる、広範囲の海面を着色することができる色素のことです。ダイマーカーと呼ばれることもあります。

水面着色時間:2時間
色:黄緑
視認可能距離:上空約1,500km
距離:7km
着色面積:500㎡

など商品に記載があります。
こちらも海面を着色するため、日中が有効です。

5.ホイッスル

漂流してしまった時や注意を引きつけたいときに使います。
ダイビング用のホイッスルは、普通の笛とは違い、少量の空気量で音を大きく、より遠くに響かせることができる特殊な構造になっているものもあります。
最近はBCDに簡易的なホイッスルが付いています。
ホイッスルは手軽に携帯できるので、おすすめです。

何事も備えあれば憂いなし。
ダイビングもトラブルに合ってから後悔しても時すでに遅しです。
紹介したグッズを1つもお持ちでなければ、自分自身の安全のためにも、
早速携帯しましょう!