苦手3大スキルの1つ、耳ぬき

上手くできていないのにそのままダイビングを続けると…

目次

耳ぬきがうまくできない・・・

いつもはできるのに、何で今日はうまく耳ぬきができないのか・・・・

そんな経験をした方もいらっしゃるかと思います。

普段はスムーズにできている耳ぬきでも、できにくくなる原因はいろいろあります。

・風邪を引いているとき、または治りかけのとき

・鼻がつまっているとき(花粉症や鼻水が止まらないなど)

・寝不足など体調不良のとき

・耳ぬきのタイミングが遅いとき

などが考えられます。

耳ぬきは鼻腔と内耳に空気を送り込むため、当然ながら鼻がつまっているときは耳ぬきが

できにくい可能性が非常に高いです。

片方の耳はできても、片方ができないことや、両方できない場合もあります。

いつもはできているのにいざスムーズにできなくなったときは、意外と焦ってしまいます。

そんな時にやってしまうことは、力強く何度も何度も耳ぬきをしてしまう、できていなくても

我慢できる違和感や痛みであればそのまま潜ってしまいます。

あと、耳ぬきのタイミングが遅くて、うまくできていないときにも同じことをやってしまいます。

耳ぬきは無理に行うと、内耳炎・中耳炎・外耳炎になる可能性が非常に高くなります。

体調不良でうまく耳ぬきができない際は、無理に潜るのではなくその日のダイビングをやめる

勇気が必要です!

耳ぬきのタイミングが遅くて違和感や痛みが消えない場合は、消えるところまで水深を上げて、

そこで再度耳ぬきを行いましょう。

寝不足の時も油断禁物です。人間の体ですから、体調がすぐれないときは何かしら不具合が生じます。

鼻がつまってる、風邪ぎみのときは明らかにできない理由がわかりますが、意外とこの寝不足が原因

というケースもあります。

この場合も同じく、うまく耳ぬきができない際は、無理に潜るのではなくその日のダイビングを

やめる勇気が必要です!

せっかく楽しみにしていたダイビングの当日、いつもできている耳ぬきがうまくできないだけで、

潜るのやめるのは嫌だ、せっかくきたのだから!という感情を誰しもが抱くことでしょう。

でも、そのダイビングを無理に行って、体にトラブルが生じ、病院に行くことになってしまっては

元も子もありません。

今回は何度も言わせていただきますが、時にはやめる勇気も必要です!!
次回は、水面に浮上すると、あるはずのボートがない…場合の対処方法をお伝えします。