2017年7月22日 更新

無重力状態をダイビングでは味わうことができる!

水中ならではの感覚、どうすれば上手くできるようになるのか?

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ウ) 浮き沈みの感覚をつかむ

「浮き沈みの感覚」を身に付けることが、中性浮力上達のためのコツです。

ダイビング中に、「自分の体が浮き気味なのか沈み気味なのか」が分からなければ、

BCDの使い方や呼吸のトリミングがいくら上手くても、そのテクニックを活かせませんからね。

浮き気味か沈み気味か、最初の方は判断がつきにくいものです。
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この感覚の他に、浮き沈みを知るために役立つのが視覚です。水中の地形やロープなどを

目印にして深度の微妙な変化を知る、「視覚」を頼りにする方法はよく知られていますよね。

ただ、ダイビング中にいつでも目印があるわけでは無いため、最終的には感覚に頼る部分が出て

くるはずです。

では、浮き沈みの感覚とはどのようなものかというと、それは水中での肌感覚です。

肌やウェットスーツ越しに感じる水の動きを感じて、今自分が浮いていっているのか、

沈んでいっているのかを判断するのです。



浮き気味の時には体の水面側が水を押しのけていく感じがするでしょう。

逆に沈み気味の時には体の海底側(顔やお腹など)に同じような感覚があると思います。

微妙な感覚なので、リラックスしていなければわからないかもしれませんが、

この浮き沈みの感覚が分かれば中性浮力は一気に上達します。

ダイバーになりたての頃は視覚を使って浮き沈みを判断し、中性浮力が理解できてきたら

感覚も鍛えるようにしましょう。最終的には視覚と感覚でお互いを補い合って、

ばっちり浮力コントロールが出来るのが理想ですね☆
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